初めまして! 
新メンバー、声劇・朗読用小説担当の山田夢猫と申します!

spoonの声枠主さんたちが気軽に声劇できるように、
これから毎週、台本(または小説)をアップさせて頂くことになりました。

今回のテーマは「添い寝」。
まずはVer.1かっこいい・優しい系です。
男女どちらでも読めますので、ぜひご利用くださいませ!

【利用規約】

・spoonLIVE、CASTのみ【使用条件】を満たして使用可
・過度なセリフの改変はお控えください(言い回しなどはかまいません)
・営利目的利用可能

【使用条件】

LIVE

使用の際に、以下の定期を一回以上貼ってください。
【定期】台本 SpoonLife(山田夢猫)

CAST

投稿の際に、以下のタグをつけてください。
#SpoonLife

「 fairy tale 」

ん……どうしたの、眠れない……?

いやなことでもあった?

……うん。……うん、そっか。

偉いね。俺(私)も頑張らなきゃな。

……え? 特別なことはしてない?

なに言ってるの、俺(私)は元気貰ってるから。

……ちょっと。

そうやって自分を卑下するの、よくないから。

……どうして? って……わかんない?

俺(私)は君のこと大切に思って、尊敬してる。

そんな君が君を否定したら、

俺(私)ってなんなの? ってなるじゃん。

……ちがう、謝るとかいらないって。

怒ってるんじゃなくて、悲しくなるから……さ。

ってなんか、まじめな雰囲気だねこれ。

じゃあ、寝れないんなら、お話でもしようか。絵本みたいに。

……子供扱いなんてしてないってば。

からかってないって、もう。

いいからほら、目、閉じて。

俺(私)のお話聞いてみてよ。

こほん。(咳払い)

『あるところに、小さなお姫様(王子様)がいました。

 お姫様(王子様)はいつも、

お城のベッドで眠るのですが、

大きなお城の中でひとりぼっちでした。

 お姫様(王子様)はお空に向かって、お願いごとをします。

 “ひとりはさみしいです。

一緒に寝てくれるおともだちが欲しいです”

 するとお城のなかに、ひゅーっと風が吹き、

窓が開いて、クマがやってきました。

クマはお姫様(王子様)の隣に座って、

“僕が一緒にねてあげるよ”

と言いました。

お姫様(王子様)はとても嬉しくなって、

クマをぎゅっとしました。

お返しに、クマもお姫様(王子様)をぎゅっとして、

ふたりはくっついたまま、眠ることにしました。

お姫様(王子様)は、もうさみしくありません。

でも少し心配になって、クマにこう聞きました。

“クマさん、明日も一緒にねてくれる?”

クマはこう答えました。

“もちろんだよ。これからずっと一緒にねてあげる”

お姫様(王子様)はとってもとっても嬉しくなり、

クマをまたぎゅっとして言いました。

“私たち、ずっとおともだちだね!”

ところがクマは、首を振ってこう言いました。

“ごめんね、お姫様(王子様)。

僕は、お姫様のともだちにはなれないんだ”

そうしてクマは、お姫様の頭を撫でてあげるのでした』

……おしまい。

……え? 変な終わり方?

ふふ、だってこの続きは、話の中じゃ出来ないから。

ほらこっち来て。頭撫でてあげる。

いいこ、いいこ、よしよし。

……。

ね、クマはどうして、

お姫様(王子様)と友達になれなかったかわかる?

……ふ。顔赤くしても、答えになってないよ。

俺(私)に言わせるって、結構ずるくない?

……もう、仕方ないな。

わかってるだろうけど、言ってあげる。

答えはね、

――クマは、恋をしてしまったから。

……顔、熱くなってきたね。

じゃあもう一度目を閉じて。

俺(私)のお姫様(王子様)。

(リップ音)※必要なら

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「fairy tale」

 演 (読んだあなたのお名前)

作 山田夢猫

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